レアモデル、1950年代中頃と思われる ATC (アサヒトーイ)製カニンガム スポーツカー、オリジナル箱付きです。カニンガムはアメリカの大富豪でレースドライバー、非常に趣味性の高いカーマニアでアメリカ車によるルマン制覇を夢見て最初はキャデラックの改造車で挑戦をスタート、その後自前の車両を製作、一部は市販しましたがついにルマン制覇はなりませんでした。このモデルはATC アサヒトーイ の初期のブリキモデルで各部の成形技術はまだまだ、の感が強いですが50年代中頃にこんな趣味性の高い車に着目し製品化したことに驚きを感じます。車の全長は22.5cm,全幅9.5cm程度、オールブリキで重さは229gあります。程度は良好でメッキ部分に多少の腐食とサビが見られますが大きな傷やダメージはありません。欠品も多分ないと思いますが資料の少ないモデルで見落としもあるかと思いますので写真でご確認いただければ幸いです(例えばリアウインドーは付いていませんが無しが正解か欠品しているのかよく分かりません)。4輪のタイヤとホイールもオリジナルと思います。フロントにフリクションモーターが付いていて作動はしますが音の割に強力ではありません。オリジナルの外箱付きで箱のグラフィックは綺麗ですが片側のタブは無くなっていてかなりダメージがあります。車体にはナンバープレートに MADE IN JAPAN の表示がありますがメーカーの表示はないように思えます。箱には Asahi Toy MADE IN JAPAN の表示があります。